札幌市街を抜けて小樽から神威岬へ走るツーリング
北海道にツーリング旅行、この時は一人旅、学生時代のバイク仲間も仕事が忙しく、よそうかな・・と思ったのですが、行ける時にいっておかないと北海道はなかなかいけないということで、札幌から神威岬に向かうツーリングは単独でいきました。
積丹半島を回るルートで行こうと決めてまずは小樽を目指します。
国道5号を気持のいい天気の中走る、北海道は本当に気持ちよく走る事の出来る道路が多く、スピード違反が多いというのも納得、でもツーリングで捕まるのは絶対にいやということで、安全運転に徹します。
夏で帰省ラッシュもあるのか?かなりこんでいる道路ですが、そこはバイクですから、渋滞している車を横目に進みます。
国道393号に入ったのはツーリングサイトで国道5号線の抜け道と知っていたからです。
やはりすいているし、適度にワインディングを楽しめるし、快適でした。
国道393号から県道に出て、再度国道へ、今度は5号に戻って岩内方面に走る、県道269号を走り国道229号との合流、カブラインと呼ばれる道に入ると崖の横を走っているような感覚で、ものすごく大きな岩が海面から出ている風景は、本当に迫力満点、ものすごい景色だなとバイクを止めて写真を撮ってしばし休憩、胸がすっきりするような景色です。
いよいよ神威岬、美しすぎる景色に脱帽です
この先を行けば積丹岬に到着ですが、神威岬をみていかなければ意味がない!国道229号から神威岬に通じる道路を走ります。
神威岬にはバイクを降りて歩いていくことが必要なので、ここでバイクを降りて靴を履きかえます。
バイクブーツで行ってもいいと思うのですが、非常にくたびれる・・・私こういうツーリングの時には普通のシューズ持参できているので役立ちます。
靴を履きかえてアスファルトの向こう側、緑色の丘のような場所を歩くとその先、山の尾根を海に乗っけたような風景が広がる、こここそ、神威岬の入口です。
靴を用意してきてよかったと思うアップダウンの1本路
靴を履きかえてよかったと心底思ったアップダウン、細い1本路、700mほどということですが、それ以上に長く感じます。
左右を見渡すと広大な海が広がり、海は広いな大きいな!と心から感じる景色を堪能できます。
下が金網になっているので、高所恐怖症の人は歩くのに一苦労かもしれないと思いつつ、自分もビビりながらやっと神威岬突端へ突きました。
今までの景色はまさしく序章というべき岬からの景色の絶景すぎること、そびえるように存在する神威岩は自然が作り出した芸術ってこういうことを言うんだと思わずため息が出る位の美しさがありました。
本当に、その昔ここに神様でも舞い降りてこの地形をつくっていったんじゃないかなんて、信心深くない自分が思うのですから、日本人なら見ておいてほしい絶景です。
引き返してしばらく走り、休憩した場所でラーメンを頂き、大満足のツーリング終了、また日常が始まるのかとため息をつきつつ、バイクにまたがりました。