鳥取砂丘はこんなところ
日本を代表的する海岸砂丘、鳥取砂丘は山陰海岸国立公園、特別保護地区に指定されています。
その広大な早急は、南北2.4km・東西16kmにも渡り広がり、観光地としてもあまりに有名で、国の天然記念物にも指定されているほどです。
砂による最大高低差は90mにもなり、大きくくぼんだすり鉢状の地形がみられるほか、風によってつくられる風紋などが見どころです。
また、あまり知られていないようですが、鳥取砂丘にほど近く、南東側には周囲3.4kmにもおよぶ多鯰ヶ池があります。
山陰最古の堰止湖として知られ、湖面に見られる小島はヘビ伝説の舞台として、伝承どおり一本の大木がそそり立っています。
鳥取砂丘のツーリングスポット
鳥取砂丘ツーリングスポットの特長としては、周囲を走り回るうのではなく、鳥取砂丘までの道のりがツーリングコースとなります。
鳥取砂丘を巡るドライブコースは、出発が鳥取道・河原ICからとなります。
鳥取自動車道は、兵庫県の佐用郡佐用町と鳥取市を結ぶ高速道で、国道373号の路線にほぼ沿っており、中国自動車道にもつながっています。
河原ICをでると、国道53号線に沿って進むと道を迷ことはまずありません。
鳥取砂丘へと向かう前に、ベース地点としてお勧めしたいのが「柳茶屋キャンプ場」です。
この柳茶屋キャンプ場は、予約不要で利用料も無料。水洗やトイレ、水道も完備されており、鳥取砂丘からすぐ近くのキャンプ場です。
拠点となる柳茶屋キャンプ場の紹介
柳茶屋キャンプ場は、鳥取砂丘からバイクでおよそ5分の距離にあり、拠点とするにはベストの場所と言えるでしょう。
サイクリングターミナル・砂丘の家と同じ場所にあり、キャンプの利用は無料ですが、受け付けを行う必要があります。
入り口近くにある受付は、平日やシーズン以外は不在のこともありますので、誰も居ないときには、すぐ隣にある砂丘の家で受け付けを行います。
受け付けといっても、利用申込書を書き込むだけですので、誰でも簡単に申し込むことができます。
敷地内はかなり広く、快適にキャンプを楽しむことができます。
調理施設は炊事棟が2棟あり、バーベキュー場もありますが、炭や網、食材などはすべて持ち込みになります。
鳥取砂丘ツーリングのおすすめスポット
柳茶屋キャンプ場から、鳥取砂丘まではすぐ近くですが、記念写真などを撮るには、誰も足跡を残していない朝方がベストです。
鳥取砂丘には、ラクダに乗るサービスもありますが、できれば徒歩で歩いてみたいものです。
海を眺めながら、永遠と続く砂丘は一周するのに、約1時間ほどかかりますので、必ず汗を拭くタオルと飲み物を持ち歩いて出発しましょう。
国道53号線沿いには、歴史ある神社も多く、鳥取藩主ゆかりの名所も数多く見ることができます。
また鳥取砂丘には、ラクダに乗れるほか、鳥取砂丘こどもの国といったテーマパークもあります。
工房やアスレチックなどもあり、食事もとることができます。