琵琶湖の概要
日本で、最大の面積と貯水量を持つ琵琶湖はあまりにも有名ですが、100万年以上前から存在する古代湖の1つであることはあまり知られていないようです。
その面積は、滋賀県の面積の6分の1を占めるほどで、最大水深は104.1mもあり、湖の底は1000年に1m程度のペースで深くなっているそうです。
琵琶湖は、世界で20ほどしかない古代湖の一つで、そこに住む固有種も多いことで知られています。
琵琶湖ができあがったのは、今から約400万年～600万年前のことで、地殻変動による形成されました。
琵琶湖の外周は約200kmで、琵琶湖大橋から北側の北湖は一周約160km、そして南湖は一周約40kmとされています。
琵琶湖スポットの特長
琵琶湖は、1950年の琵琶湖国定公園であり、その景観スポットには、以下に記載する琵琶湖八景が選ばれています。
・暁霧 – 海津大崎の岩礁（高島市）
・涼風 – 雄松崎の白汀（大津市）
・煙雨 – 比叡の樹林（大津市）
・夕陽 – 瀬田 / 石山の清流（大津市）
・新雪 – 賤ヶ岳の大観（長浜市）
・深緑 – 竹生島の沈影（長浜市）
・月明 – 彦根の古城（彦根市）
・春色 – 安土 / 八幡の水郷（近江八幡市）
また、琵琶湖の湖面には、いくつかの島や岩があることでも知られています。
・竹生島国の名勝及び史跡
・沖島琵琶湖最大の島・多景島・沖の白石
・矢橋帰帆島湖南中部浄化センターや公園が整備された人工島
このうち竹生島と沖島は、特別保護地区として日本遺産に指定されています。
琵琶湖一周ツーリングスポット
・白髭神社めぐり
琵琶湖の白髭神社は、全国の白髭神社の総本山として知られています。
昼間は真っ青に染まった琵琶湖と、青空・朱塗りの大鳥居が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
また夕方は、紅く染まった空と赤い鳥居のコントラストが美しく、景色の映えるスポットとして知られています。
ルート:京都東ICから湖西道路・国道161号を北上し約40㎞
・びわ湖バレイめぐり
春から秋は、美しい景色を眺められるスポットとして知られるびわ湖バレイは、冬はスキー場として稼働しています。
駐車場から、ロープウェイに乗車し、山頂駅までは眼下広がる大きな琵琶湖の光景がまさに絶景と言えます。
ルート:名神高速京都東ICから湖西道路で40分
琵琶湖ツーリングのおすすめスポット
・奥琵琶湖キャンプ場
アウトドア派で、ツーリングとキャンプを楽しみたいのであれば、こちらのスポットがおすすめ。
キャンプ場は、琵琶湖の北部にあり、テント以外にもコテージでの宿泊も可能です。
日帰りでも可能なデイキャンプも可能で、豊かな自然の中、ソロキャンプというのもありです。
ルート:国道303号線から西浅井マキノ線へ入り、琵琶湖沿いを北上
・メタセコイア並木
季節を通じて、一年中楽しめるのがこちらのスポット。
観光地としても知られるメタセコイア並木は、長さ約約2.4kmにもわたる、高さ25mのメタセコイアは一見の価値があります。
ルート:JRマキノ駅からからバイクで約5分