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諸経費

バイク購入の際の諸費用について調べてみました。

バイクの予算、結構かかるものです

バイクを最初に買ったのは学生時代、親から少々援助してもらったお金と、自分でアルバイトして稼いだお金で、ものすごく嬉しかったことを今でもはっきり覚えています。しかし、当時、バイクって本体代金以外にも諸費用がかなり掛かるんだということを知り、実際に購入予定だったスケジュールよりだいぶ遅くなったことも記憶しています。

中古バイクを購入したのですが、自分は車両の価格がバイク費用と思っていたので、それがスケジュールを大きく狂わせた要因になりました。バイクというのは車体本体価格以外に、諸費用がかかるのです。購入するだけで負担しなければならない費用であり、バイクに乗るための必要経費です。

買いたいバイクの車種、排気量によって消費税、重量税、自賠責保険費用が決定するので、諸費用を考慮して本体価格にプラスし、予算を理解しておくことが必要です。

実際にどのくらいの費用がかかるのか

例えば初めてバイクを購入される時というのは、中古を買う人が多いと思いますので、車体が20万位としておきます。400ccの排気量を持つバイクの場合、基本整備費用として33,000円、検査登録代行費用に印紙代を含み28,000円、法定費用として自賠責保険に24か月分で約14,000円位、重量税に4,400円(初年度登録から13年以上経過している場合)、だいたい30万位かかると思っておく方がいいでしょう。

法定費用は法改正によって変更となる事もあるので、上下すると思いますが、このくらいの費用がかかる事を理解しておかなければなりません。

【参考】いくらかかる?バイクの排気量別税金を知っておこう

二輪免許取得の費用についても知っておこう

バイクに乗るためには当然免許が必要となりますが、交付されるバイクの免許と、取得することで運転が可能となるバイクの排気量は以下の通りです。

・原付免許(50cc以下)
・小型限定普通二輪免許(125cc以下)
・普通二輪免許(400cc以下)
・大型二輪免許(すべてのバイク)

自分が購入しようと思っているバイクの排気量によって、取得する免許を選択するのが一般的ですが、後々乗り換える事を考えて初めから大型二輪免許に挑戦する人も少なくありません。教習所の費用は大型免許になるほど高額になり、原付免許は約4,000円程度なのに対し、大型二輪免許は約200,000円程かかります。

ですが、すでに自動車免許を取得している人であれば、教習所の費用が3割から4割程度安くなるため、はじめに自動車免許を取得してから、二輪免許に挑戦するのもよい方法です。また、全国の自動車免許合宿場などにおいては、自動車免許と二輪免許を同時に取得できるプランも多く、できるだけ出費を抑えて免許を取得したい人であれば利用するのも手でしょう。

詳しく、諸費用を知っておこう

登録費用というのはバイクを自分のものにする時必要な法定手続き費用です。整備手数料はこれまでお店に並んでいたバイクを公道で利用できるようにするための工賃と考えます。中古車の場合には、車両の状態がそれぞれ違うのでここで紹介した金額以上にかかる事もあります。

自賠責保険は、バイクに乗る方、車に乗る方すべてに加入が義務付けされている保険です。排気量によって分かれていて、排気量が多いほど保険料が高くなりますが、長期間加入していると割引率がアップしやすくなりますので、長期加入が安心です。

重量税は排気量126ccから250cc以下が4,900円、これは取得時だけ支払います。排気量251cc以上のバイクは、取得の際に5,700円、それ以降、車検ごと、経過年数により重量税が変化します。125cc以下のバイクに重量税は必要ありません。これに加えて納車費用、さらに消費税がかかってきますので、バイクを購入する時には車体本体価格以外に、諸費用を入れて見積もり、その費用を用意しておくことが求められるのです。