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横断歩道で歩行者がいたらきちんと止まりましょう

信号機のない横断歩道でちゃんと止まっていますか?

自分が暮らしている地域でも、信号機のない横断歩道はたくさんあります。
特に学校の近くには信号機のない横断歩道ってたくさんあって、気を付けなければいけないなと思って走っていますが、皆さんはどうでしょう。

信号機のない横断歩道は歩行者優先と分かっていても、わたるのかわたらないのかわからない歩行者がいるとつい止まらず走行してしまうこともあります。
しかし・・・信仰気のない横断歩道は歩行者優先!一時停止義務があるのです。

信号機のない横断歩道の一時停止率は全国でかなり違いがある

信号機のない横断歩道の一時亭について、JAFが調べたデータがあります。
それを見てみると、地域によって一時停止率がかなり違うことがわかるのです。

例えば東北、青森県では12.9%、宮城に至っては5.7%と一時停止率がかなり低いことがわかります。
高いところを見てみると、長野県は72.4%、静岡は54.1%、新潟が49.4%となっており、全国平均は21.3%です。

近年の一時停止率を見てみると、少しずつ上がってきてはいますが、いまだ80%近くの車が信号機のない横断歩道で一時停止義務を怠っていることがわかります。
改善しているとはいえ、ドライバー、ライダーたちはもっと横断歩道の一時停止について義務をこなさなければなりません。

横断歩道に歩行者がいる場合は一時停止義務があるのです

自分の友達がそうだったのですが、「横断歩道に歩行者がいる時って止まらなくちゃいけないの?」と、一時停止義務があることを理解していない人もいます。
しかし交通ルールでは道路交通法第38条において、横断歩道等における歩行者等の優先は定められているものです。

横断しようとしている歩行者がいる場合、一時停止し、歩行者の進行を妨げてはいけないのです。
つまり横断歩道が見えたらいつでも停止できるくらいの速度で走行していなければならないとしっかり定められているのです。

横断歩道の歩行者優先に違反すれば罰金です

信号機のない横断歩道でのルールでは、進行を妨げてはいけないことのほかに、横断しようとしている歩行者がいるかいないか定かではないとき、いつでも停止できるように速度を落として進行することも定められています。
もちろん横断歩道内や手前30mについて追い越し、追い抜き禁止です。

これに違反した場合は、罰則対象となっています。
3月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処すると、第119条の2で定められており、罰金のほか基礎点数も決まっているのです。

横断歩道等における歩行者優先の反則金は大型12,000円、普通車9,000円、二輪車7,000円、原付6,000円、基礎点数2点です。
また横断歩道で一時停止しなかったことで人身事故を起こすことも考えられます。
歩行者が安全に横断できるように、ドライバーもライダーも、しっかりとこの義務を守っていくべきです。